気になったニュースとそのメモ

FBグループでやっている、ニュースを貼りつけ軽く身内で議論する活動のログ・データベース。FBからの転載のため、話題の時期はズレ気味注意。参加希望者・コメント歓迎です。主な討論者2名の詳細プロフはhttp://www.hatena.ne.jp/syaofan/

AKB48が売れる理由と、AVの「素人物」との共通点。

AKB48が売れる理由と、AVの「素人物」との共通点。

http://blog.livedoor.jp/tkfire85/archives/55540117.html

 
【長野】
【考察】
”素人”という自分たち一般人との距離感の近さがポイント。
AKBはクラスの5〜10番目くらいの可愛い子を集めてるそうだが、それもアイドル=S級ではなくB級という戦略なのだろう。
ニコニコ動画で素人が放送していてアイドル化しているのも同様の理由?
SNS系でもよく出るワードだけれど距離感が今の風潮なのかなー、と。
 
【予測】
SNSでも現れているようにこれからは距離感の獲得闘争。
「そこらへんにいる」というのがポイントではあるが、それは心理的距離感。AKB劇場などもあるが、ファンとアイドルの物理的壁はある。じゃあ、これ以上の距離感というとマンツーマンだとか、プライベートっぽい感じ?
だからそれこそデリヘルじゃないけれども、出張アイドルだとか、個室で時間制で会うアイドルみたいなのも流行りそう。
女の子が添い寝してくれる店が少し前話題になっていた(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1732235.html)が、それも素人だけどメイドさんという非現実物(≒アイドル)との距離が、ってのに近い気がするし。
 
まぁ昔からキャバとかホストの”同伴出勤”とかあるけど、それは「そういう職業」という認識。
アイドルは遠い存在だし、メイドさんは二次元という存在。そのような遠い偶像(アイドル)。
 
【北野】
あ、これだ。
スーパーってこれが必要なんじゃね?
”距離感の獲得競争”
おれがこないだ、昔ながらの○○屋さんが流行ればいいって書いたときに無意識に意識してたのがコレだ多分。
 
こないだ書いたこととまったくいっしょだけど今スーパーってどこもマニュアル化がすすんでて当たり障りのない接客が求められてる。
あとはチラシつくって売り込んで安くひたすら安くの繰り返し。
だから食品小売り業に新規参入したとすると安さでは勝てない。
つまり値段という評価軸で負けるから別の評価軸をあらたにつくる必要がある。
それが”距離感の獲得競争”だと思う。
となると当たり障りのないマニュアル通りの接客よりも個人として持ち味のある接客の方がこの評価軸では優位になる。
 
具体的な案にするとなるとむずかしいな・・・
今テキトーに思いついたのだとそれこそAKB。
じゃんけん大会とかそこまで遊び要素は無理だけど、店員の人気投票とかだと可?
○○円以上のレシート一枚で投票権一枚みたいな。
それだと距離感をダイレクトに付加価値にできる気がする。
 
【長野】
投票権みたいなやつは配達制のやつには相性良さそう。
配達員人気投票。優先してその子が配達してくれます。その子とお話タイム少しあります。みたいな。ってしたら人気投票とか意味をなしそうやね。
 
・・・と書いてからおもったがスーパーとかでも導入することに意味があるか。導入することで店員に注目が集まる、注目が集まるから交流が生まれる親近感がうまれる。
 
【人羅】
”距離感の獲得競争”って言葉いいですね。アイドル、スーパーに限らず、あらゆる競争が主観としての「距離感」を縮めるために繰り広げられそう。Webでの重要パートは検索、決済、地図などになりつつありますけど、”距離感の獲得競争”だと理解すると「検索、決済、地図」をしのぐ何かが出てくる気もしてきます。
 
主観としての「距離感」としては、「ネットワークの数」×「質(深さ)」が前提(評価軸)だった世の中から、両者のトレードオフ関係が削除されてきた一面が重要なのかも。つまり家族・親友はかけがえのない存在だが、人数が限定されていたのがこれまでの世の中。これからの世の中は、深く、沢山に、が可能な時代。SNSは人の価値観をソフトウェア化(物理的制約をなくす)してしまうインパクトがあると感じてきた。
 
AKBもSNSもその意味ではまだ未完成だろうから、一部のヘビーorコアユーザーたちだけが、その変化を感じ取っているのかも。アイドルのSNSを通じてファンそれぞれの友人よりも近い存在に感じてしまう書き方がありそう。心理学的アプローチも答えを見つけるのに有効かも。
 
【山田】
北野くんの「値段以外の評価軸」ってとても重要。そして縮める距離もあれば、圧倒的な距離もある。本来、芸というものは鍛錬によって身につけた圧倒的なものであったはず。 消費者の本物思考の低下もあるが、選択肢が増え過ぎた事も大きな原因。 ピグマリオン効果のような心理学の逆手取りとも思えるやり方?にいとも簡単に染まってしまうあたりは日本人らしさと言うべきか否か?(笑)
個人的には「本物のプロを生み出す事の出来る日本人」に向かっていって欲しいと思うし、そこに本来の日本の強さがあるはず。
まだ子供であるAKBメンバーたちの将来(特に悪影響の面)を想像すると、AV転向者も出てるらしいが…ショービジネスの犠牲とも言えるかも。