IABレポートより。 インターネット広告売上高の増加続く。
IABレポートより。 インターネット広告売上高の増加続く。
http://www.iab.net/media/file/IAB_Internet_Advertising_Revenue_Report_HY_2012.pdf
【北野】
【理由】ネットを通じた広告でののびしろのありそうな分野が見えたから
【考察】IABのレポートより。
半期ごとにIABという米の機関から出されてるインターネット広告に関するレポート。
私が重要だと感じた点を2つ挙げておく。
①2003年から2012年にかけてのインターネット広告売上高は年平均成長率が20.2%
②インターネット広告売上高の中でもモバイルのシェアの上昇が少しずつ伸びている。
①②をふまえて軽く私見を。
インターネット広告の売上がのびているということは、今までネットじゃない何かで広告を見ていた人たちがネットを通じて広告を目にするようになったということ。
米国でも日本と同様にテレビ離れが進んでいる?
そしておそらくフェイスブック等のSNSの影響も出ているはず。
フェイスブックで友人に勧められた商品は、他で目にする情報よりも信頼が置きやすいといった文章はよく聞くね。
モバイルでの広告費シェアの増加はスマホとSNS影響は大きいだろう。
【予測】どこで頭打ちするかは分からないがインターネット広告産業は今後も躍進する。
そしてモバイルで、人々がよく利用するものにうまくネット広告を掲載することで利益を挙げることができるはず。
やはりモバイルで人々が利用するとすればSNS?
今後は電子書籍や電子版新聞もますます主流となることを考えればそこにうまく広告を混ぜることがキーとなる。
今思いついたのだがGPSと連動させて店の前を通りかかったときに広告がLINEのメッセージみたいな感じででるシステムがあればおもしろそう。
その広告を表示して3分以内に店内に入ればサービス提供者側に広告費をわたすシステム。
ただ利用者が車で移動中だったりした場合等の細かい仕様の設計が難しそうだが。
【長野】
今までは本だとか何か誌面を媒介としたものか、看板のようにそこらへんにあるものの2つに別れていた。
ネット広告は、前者のある程度属性化のアプローチができる(ビジネス雑誌ならビジネス系の広告、とか)というものを更に細かい属性分けに対応できる
後者の、邪魔じゃない範囲で視界に入る。
この2つのメリットの合わせ技。更に、広告費が安い どこにでも入りこませれる 「広告ページ」のように飛ばす対象になりづらい。
【予測】
それを踏まえると、今後の発展として
①属性化のための様々な情報(興味・活動範囲・性別など)を今まで以上に細分化するようなデータ収集がおこなわれる。例えば、北野が書いているように今までは大雑把な「活動範囲」だったものが「今いる場所」となる。特に場所はそのまま近隣で買う誘導をしやすいから流行りそうやね。
②見ているサイトとより同化する。昔からの手法だと、記事広告と言われているような「今~が流行っている。そしてそれに乗るのに役立つ最新機種○○が11月に出ます!これの機能は~」みたいな。
ただ、問題はプライバシー関係だよなぁ。。。
【北野】
①についてだけどそこの情報って既存の地図アプリで収集されてる個人のデータベースと連動させれたらおもしろいよね。
今この人はここ付近にいるけど、この人が過去に行った場所から推測してこの店は行きそうだから広告だしとくか。
みたいに考えて動くアプリ。
見知らぬ土地に行っても自分のフィーリングに合うとこに行きやすくなるし店側も広告費だすメリット高い気がする。
プライバシーはなあ・・・
正直、個人の嗜好読み取って広告だしちゃうのってストーカーされてる並みに恐ろしいことだと思うわ・・・
【長野】
GPS連動が一番強いけど、その分「どうGPSデータを取るか」ってのがネックだよな。みんなあんまりGPS情報入れないやん?
そのあたりの模索が水面下で起きていて、上手い仕組みができたら爆発的にGPS連動が普及する気がする。
今のところ、リアルタイムはスマホ内臓のMAPくらいしか無理かな。生活範囲ならGoogleの検索ワードでパーソナルデータ化されてweb広告利用されてるけど。
【北野】
GO近所アプリhttp://go-kinjo.jp/ も似た視点なのかな。
場所と人をつなぐアプリ。
GPS連動したらおもしろいだろうなあー
そこをグーグルグラスとかつかってARで表示できるって世の中がくるんだろうなあー。
GPSはたしかにおれも切ってる。だって電池が・・・
【長野】
GO近所のシステムをそこまで覚えてないけど、ああいうのをアプリ化して機能としてGPSリアルタイム連動したらいいのか。
グーグルグラスとかまさにそれの完成系だろうね。
広告とARは相性良い。