海外向けバイクを若者に 低価格化で低迷歯止めも
海外向けバイクを若者に 低価格化で低迷歯止めも
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013050401001443.html
【加藤】
途上国向けにつくられたものが
先進国でも受け入れられるケースも増えてきて
今後このような形の消費者の選択肢が増えそう。
この場合は中国と同一モデルを売ることによって
低価格に抑えられたことがポイントだが
他の例だとサムスンが電力が不安定な地域で販売しているテレビは
停電したときでも見られるように
コンセントからだけでなく電池からも給電できるような
仕様になっているものがある。
この仕様は電力の安定している日本では必要のないものにも思えるが
防災という観点から見ると需要があるかもしれない。
先進国の企業が途上国に進出することによって
思わぬ相乗効果を生み出すことが増える。
日本人の消費スタイルの変化で言えば
誰もが高品質な日本製品を望まずに
多少品質が悪くても安いものを選ぶ層も増える。
所得格差が広がるなかで富裕層と低所得者層の
セグメントがよりはっきりしてきて
それぞれの経済圏が構築されていくのではないのだろうか。
マーケティング的には日本国内のBOPを狙う動きが活発化しそう。