ホリエモンも注目する「Gunosy」と、キュレーションの未来
ホリエモンも注目する「Gunosy」と、キュレーションの未来
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/23307
>ネット通信社が[全文書き起こし]を提供し、ブロガーたちが[まとめ]、さらにそれらをGunosyのようなエンジンが[まとめ]て、みなさんに情報が届く。
>非効率な生産方式から、分業体制になっていくわけですね。まさにキュレーションの時代です。
【人羅】
Gunosyの活躍、期待から見えてくる未来。
【考察】ここにホリエモンが登場してくるところに、ホリエモンの長期目標が見えてくる気がする。つまり、マスメディアから権力(意思)を奪い、また、ホリエモン自らをメディア化するという、「仕返し」「防衛」の意思を読み解くのはうがった見方でしょうか。。。いずれにせよ、キュレーションの将来像/機能分担がだいぶ浮き彫りになってきたような。
【予測】マスメディアのうち一次ソースを提供する機能のみが残り、残りは情報を読み解く能力のあるプロ(ブロガーたち)をはじめとする分業体制に収れんしていく。マスメディアはブロガーたちを取り込む形で放送番組を組み立てるようになり、結果として、それはニュース解説の質向上につながってくるのではないか。
【北野】
この一方で、Gunosyの仕組みだからこそ弱点としている部分もあるはず。
1番の弱点はセレンディピティ的な発見のしにくさだと思います。
キュレーションされたものだけに触れ続けることは、同じ本屋さんの同じコーナーに毎回通っているようなもの。
そこにVS Gunosy(これからのニュースコンテンツ)のヒントがあるのでは。
【長野】
何かの本で堀江さんが言ってましたが「フジを買収しようとした理由は、自分でフリーなメディアを作りたかったから」とのこと。
なので、ここで語ってる構想は堀江さんもしたいことだと思うので急激に発展する。
朝日とハフィントン・ポストが、この構想のようなオープンジャーナリズムサイトwiredかなんかと少し前に提携したらしいので、既存メディアにとってもこの意識はある?
ハフィントン・ポスト日本版、5月7日スタート
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1304/23/news112.html
「ハフィントン日本版、議論の場に」 松浦編集長に聞く
http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201305020004.html
これに関して。
Akiko Sugaya 菅谷明子 (@AkikoSugaya)
『ハフポ(ハフィントンポスト)はプラットフォームなので、いかに日本のハフポなりに、読者を参加させるのかにかかってくるかと思います。アメリカのハフポは男女比も半々、年齢も50代以上、収入教育レベルも高い。日本のネットユー:ザーとはかなり異なっています』
『:言論サイトは力のある人が大きな声を出してそれで終わり、というところがありテーマが建設的に語られるというより破壊的方向に向かってしまいがちですがハフポには、多様で建設的、未来志向のカンバセーションを引き出すフェシリテーターとしての役割を期待したい
良い意見を出したり、会話に貢献している人に、フェアな形でインセンティブを与えていく、というような仕掛けをどんどん作って行くなど。
オンラインはともかく実験して、失敗し、改良して、ということが可能なので、そのプロセスにも読者を巻き込んでいくと、長期的に応援したくなりますよね。』