東洋経済・ダイヤモンドのKindle書籍に見る「雑誌の分解」現象
東洋経済・ダイヤモンドのKindle書籍に見る「雑誌の分解」現象
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/23858
【要素】
電子書籍 コンテンツ売り 暇つぶし
【予兆】
電子書籍の普及とスマホ(=高性能持ち歩き暇つぶし機器)により書籍の形態に変化が
【長野】
予測】
①『電子書籍も定額読み放題の時代へ
http://future-prediction.hatenablog.com/entry/2013/05/16/184006
kindleが産み出す新たな書籍スタイル
http://future-prediction.hatenablog.com/entry/2013/01/12/193904
』
このあたりで予測されてたことが現実化されてきているなー、と。
そうなると、オンライン記事のように買われやすい、キャッチーな分野・刺激的なコンテンツやタイトルが増える。
雑誌の買い方は、従来のパッケージ購入ではなくて横断的なセット販売や定額読み放題になる。(そうなると多分野の雑誌を持つ日経は強いのかな?)
②このマイクロコンテンツから人気が出たものをベースにちゃんとした書籍化とかも起きそう。現に、今もときどき「オンラインコラムor自ブログの○○という記事をもとに~」「togetterで反響があったものを基に~」という記述をよくみる。
③引用記事に書いているが、インキュベーション機能が無くなる。
ただ、思うに
『Next Issue Mediaは定額で雑誌が読み放題となるサービス。まずはAndroidタブレット用アプリから http://future-prediction.hatenablog.com/search?q=%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3』
の末尾にあるような部分で新人養成はしているので、住み分けがされるのかな?
【おまけ】
引用記事には関係ないが、Amazonの週替わりKindleセール本とKindkeランキングをチェックして見えた「電子書籍の新たな売り方」。
セールされるもの(漫画は100円、小説は300~500円くらい;出版社じゃなくて、Amazonが勝手にセール本は選ぶみたいです)は
①現在アニメや映画が上映中のものの原作
②漫画好きの間では評判良いが知名度があまりないもの
③昔流行った懐かし本
④英語スキルや自己啓発本
⑤数ヶ月前に話題になってた本(これは定価の6割くらい。というか、リアル書籍中古価格に送料足した額-50円くらい)
①②に関しては1巻のみで、買わせたあとに定価の2巻以降を買わす
③は100円くらいなら懐かしいし買ってみるか&普通にしてたらみんなまず買わないので供給の再始動のため
④⑤は買われやすいから価格が手ごろだとなおさら
と、結構考えてセールしてるので頭いいな、と思いました。
本は今まで割引売りができなかったなか、電子書籍はそれは適応されないので、中古買いを阻止&ニーズ開拓が起きている。