テレビ離れは進むけど――若者の間でジワジワ広がる“ラジオ”人気

http://irorio.jp/cb/20130517/58951/

要素：メインデバイスに伴うメディアの変化

兆候：１タスクに五感の複数使用から、複数タスクに五感を割り振る

【長野】

【考察】

ＴＶは視覚＋聴覚。

しかし、今はＳＮＳを頻繁に見たり、手元のスマホでなにかができる。

調査としてもSNSが今よりも流行ってなく、スマホシェアも少なかった5年前の2008年でさえ「テレビを見ながら携帯やPCを利用している人は68％」というデータが出ている（http://markezine.jp/article/detail/5686）し、実際に最近の調査でも「スマホユーザーの3割強は「テレビを観ながらいつも操作している」」（http://www.garbagenews.net/archives/1935200.html）という結果が出ている。

そのため、ＴＶに使う視覚は多くの時間はスマホに使われて、ＴＶは聴覚のみ使われる。

そうなると、視覚前提でのＴＶの魅力は半減する。

一方でラジオははじめから聴覚のみを対象としているので魅力はそのまま使えるのでＴＶの人気は落ち、ラジオの人気が上がったのではないか。

また、今はpodcastや音楽ストリーミング配信によって好みの”音”が拾いやすいというのも加速をかけている？

ちなみに、この現象は３Ｄテレビの不人気の理由の１つとしても挙げられている。

『テレビの「ながら視聴」時間は35.6％～裸眼対応しなければ3Dテレビの普及は不可能』（http://www.shiratani.net/2010/07/30/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E8%A6%96%E8%81%B4%E3%80%8D%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AF35-6%EF%BC%85%EF%BD%9E%E8%A3%B8%E7%9C%BC%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%97/）

【予測】

日常生活で五感のうち、視覚はスマホへ。これは何か革新が起きない限り固有になりそう。

そうなったときに他の四感で、複数のことをスマホを使用しながら使うことが流行りそう。あと空いた片手もかな？

とりあえず、聴覚はラジオや音楽へ。

さて、残りの三覚、触覚・味覚・嗅覚と片手は？

現状では味覚・嗅覚を使って何かをするということは食事以外はできないので置いとくとしたら、触覚や片手でできることの人気が上がる？

具体的に思い浮かぶのが、マッサージ器具（値段考えると小型の）や筋トレ系くらいですが。。。