イオン、「コト消費」に的 大規模なテナント入れ替え
イオン、「コト消費」に的 大規模なテナント入れ替え
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD150TK_V10C13A5TJ0000/
要素:実店舗
兆候:モノでなくコトで消費を促す
【長野】
【考察】
店舗が、「○○という店舗がある」「店舗種類が多い」といったような”モノ”から、「○○ができる」といったコト消費へ。
体験などで惹きつけるためにサービス産業をメインに切り替えている。
キッザニアがある西宮ららぽーとに行ったときにメインの客がキッザニアのメインターゲットである子ども連れの家族を主体とした店種や配置になっていたけど、これはキッザニアという体験でららぽーとに惹きつけているように感じた。
グランフロント大阪も展示や体験イベントが多かったからこの流れを汲み取ってるのかな?
【予測】
単純に“商品を売る”だけならばネットの方が安いし比較をしやすいので、同じことをやるのにコストがかさむ実店舗の意味合いがなくなる。そう考えると、ネット販売でできない+αとしての“サービス”が今後実店舗で重要視されるのは当たり前の流れ。
そのため、実店舗の役割が”商品を売る”だけではなくなっている。イベントやコミュニティ、店員のサービスのよさが販売とセットになる。
単純に考えると、同じ業界でもイベントが打てる大手がより優位になると考えられるが、人気が出るサービスや店員の動きを開発できたら大手を抜ける人気となる可能性もある。
店員で、知識豊富で臨機応変な対応ができる店員は今でもいるし、そのような店員に育てるのが目標なのだろうが、今後「個性的な店員」というのが重宝される可能性も大いにある