MOOC革命で日本の大学は半数が消滅する! 高等教育のオンライン化がもたらす「衝撃の未来」
MOOC革命で日本の大学は半数が消滅する!
高等教育のオンライン化がもたらす「衝撃の未来」(上)
【長野】
【考察】
予備校でいうところ東進衛星予備校が「一部の人気教師による配信をみんなが見る構造」だから同じ感じだわな。
ただ、教える人が一極化するとリアルとの融合は難しいので別記事のようなコミュニケート部分はどうなるんでしょ。
ていうか、大学授業が人気を取るためにパフォーマンス重視になる気がする。
あと大学教授の授業による収入が減るから更に割に合わない職業になるなぁ
【北野】
【マニラ教育開発Vol.24】試練の受験勉強とモチベーション維持のはざまで! 受験生の思いをフィリピン大学入試(UPCAT)合格につなぐ
http://eedu.jp/blog/2013/07/31/dragon-manila-24/
昨日の夜中、ふとタイムラインで見つけたe-Educationのブログ記事。
たぶんモチベーションというところで一つ大きな山があるんだろうなーと。
結局、何もかもがオンラインに統合されるかっていうと絶対にそんなことはないはず。
もちろん教育のコストを下げたり、利便性を高めるにあたってeラーニングの便利なところは積極的に取り入れたらいいと思うけど。
【長野】
受ける層は二極化しそう。
1つは、北野の記事にあるような途上国向け。もうひとつは、先進国の中でモチベーションが高い層。
前者は色々な人がいるが、基本的にお金が無い(教育機会が少ない)人を支援する方法。こちらは記事にあるように「いかにマネジメントするか?」ということに重点が置かれる。
後者は基本液にモチベが高い人たちが勝手にやる。”普通レベルの教育”ならわざわざオンライン授業受けなくてもいいし。
また、多少金もあるのでイメージは前述のような東進衛星予備校的な人気教師系授業。
といった感じ。もちろん途上国に対しての「人気講師による初心者でもわかりやすい授業」とか先進国に対して「モチベ管理」とかもいるだろうけど、どちらを重点におくか?となると前述のような感じになるかなー、と。
どちらにもいえることとしては、やはりオンライン授業オンリーになることはなさそう。あくまで補助的な役割。
あと思ったこととしては、この通信課程をクリアした人≒モチベーションがありちゃんと授業を受けた人となるので、
「授業料の支払いは就職後」という課金のタイミングをずらすことによる
(金銭的要因による)教育格差が埋まるかもしれないシステム(米国)
http://service.jinjibu.jp/news/detl/7217/
と、それを後追いをすごいスピードで行うベンチャー企業(CROOZ)。
http://socialgame-academy.com/sl_course.pdf
あたりのモデルと融合する可能性も?
今どきの高校生に学ぶ、ICT活用のヒント
~高校生の意識調査から見るICT活用学習~
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20130726/1099103/・・・
日本の場合はこのあたりの記事(ていうかこのHP自体)を読むと現状や方向性イメージしやすいかも。
ただ、やっぱり今のICT使った教育はどちらかといえば便利になりすぎて良くも悪くも無駄な部分が削ぎ落とされている。
やる気がある人には便利だが、やる気無い人はより勉強できない環境になっている?
例えば、ノートはスライド配布やデジタルノートにしたらわざわざノートを取らなくてもよく、その分聞くことに集中できるが、やる気無い人はなにもしなくてもよくなるので今までだと「ノートを取る」ことで無意識に勉強できていた部分がなくなる。
他にも考えられる部分として、「細かい部分はe-learningで確認してね」と補足部分をe-learningに投げると授業はさくさく進むし、やる気ある人はより深く時間を限られず勉強できるが、やる気ない人は今まで授業で最低限聞けた補足部分を自分から調べない限り聞けなくなる。
と、いったように効率化されるからこそ起こる弊害、二極化は起きるようになる。