ネットと店の壁を壊せ!東急ハンズのO2O ショールーミング対策はこれだ!
ネットと店の壁を壊せ!東急ハンズのO2O
ショールーミング対策はこれだ!
http://toyokeizai.net/articles/-/14472
>消費者は、東急ハンズに来店し、スマートフォンの専用アプリを立ち上げる。店頭で気になる商品を見つけたら、アプリのマイページに気軽に記録できる機能を用意する。店では購入を迷って買わなかったとしても、帰りの電車の中で、「やはり欲しい」と思う場合もあるだろう。マイページからアクセスし、ネットストアから簡単に決済が完了する。店舗に取り置きができる機能の提供も考えられる。
>いわば、自社内ショールーミング。逆転の発想だ。
【北野】
>消費者は、東急ハンズに来店し、スマートフォンの専用アプリを立ち上げる。店頭で気になる商品を見つけたら、アプリのマイページに気軽に記録できる機能を用意する。店では購入を迷って買わなかったとしても、帰りの電車の中で、「やはり欲しい」と思う場合もあるだろう。マイページからアクセスし、ネットストアから簡単に決済が完了する。店舗に取り置きができる機能の提供も考えられる。
>いわば、自社内ショールーミング。逆転の発想だ。
【高内】
・ネットショッピングが増えているけど、実際にモノを見て買いたいという人には充実のコンテンツではあるし、実際に店舗に行って帰ってアマゾンで買うとかいう人もいるけど、気になった商品を記録できて、ネット注文できるというのは、店には来てくれるけど・・という層を獲得できるようになるのでは。
・店頭で「売れています!」っていうポップを見るけど、この記事のリアルタイム売上の表示はそういう広告に具体性が出て、促進効果もあるなと。
【長野】
ECサイトの増加で実店舗の存在が揺らいでいるけれども、多くは価格の安さや、購入商品が決まっている直線的な買い方。
>「お客様は、たとえば結婚式や誕生会などのイベント用に面白い商品がないかな、などと考えて来られる。求められているのは、“課題の解決”か“ワクワク感”のどちらかで、クーポンが使えるとか、お得感を目当てに来店するお客様は基本的に少ない。過去に、フェイスブックでクーポンと商品紹介を同じ日に投稿したときの例が象徴的。商品紹介のほうが5倍以上の差で消費者の反応がよかった」。
とあるように、ハンズやLOFT、ヴィレバンみたいな「なんとなくぶらぶらしていると欲しいものが」という店舗は問題ないのかな。
>世の中のO2Oの主流であるクーポンなどの「お得感」ではなく、消費者の商品に関する「課題解決」や「ワクワク感」といった点に力を入れる。
とあるように、こういう系統の店にとってはむしろネットは追い風になりそう。
・・・ていうか、究極的にいえば、どの業界も実店舗は将来的にこういう方向で行くような。
そうなったときに、店員に求められることは知識と販売センスとかになるのかな。また、そのあたりを考えるとコンビニ店員や居酒屋店員と違ってコミュニケーション力などが大切になるので賃金が安い外国人に労働を奪われない?
ただ、ハンズはブラック企業ランキングに上位ノミネートされてることからもよく考えたら現場でいかに目を光らせたり考えたりしないといけないから労働負担は増えることにも繋がりそう。