平成 25 年第 12 回経済財政諮問会議議事要旨

麻生「特に高専などは非常に就職率が高くて、大学を

出るより高専を出た方が余程良い、というのが現実である。私は、戦後の文部省が作

った中では高専が最も成功した制度だと思っている。

高専卒業者の中からすごい人材が出てきているので、いろいろな意味で専門家を育

てることが必要である。ジェネラリストばかり育てて、何となく平均値が一番高い者

が良いということだと、国際社会では勝てないと私は思う。」

【長野】

要素：専門教育化　国際社会でどう競争力を上げるか

【考察】

大卒というブランディングがきかなくなっている。また、大学に行ったところで「レジャーランド」と揶揄されるように特にスキルがつくわけではなく遊ぶだけの人が多い。

一方で、高専は高校から連続して専門性が身につくため、有益。

専門人材を育てられる。

【予測】

安倍政権は特区構想と教育構想が割と出ているが、その中に高専のような新・専門学校（既存の”専門学校”とは別）が立ち上がるのでは。

ちなみに、教育系の会議では割と既存の専門学校の上位区分（大学と同格）としての専門学校をつくるべきでは？というのはよく出る話題みたいです。