英語力をはかる試験のTOEFLとTOEICの違いを大前研一氏が解説
英語力をはかる試験のTOEFLとTOEICの違いを大前研一氏が解説
ソース:http://www.news-postseven.com/archives/20130611_193231.html
【高内】
参考記事1、社内英語公用語化は無意味と元マイクロソフト社長成毛眞氏
http://www.news-postseven.com/archives/20130120_165365.html
2、日本の英語教師TOIEC平均560点 教えるのでなく教わるレベル
http://www.news-postseven.com/archives/20110216_12823.html
英語に関しての記事は過去に何件(5月1日.etc)か投稿されていますが、次期就活生としてひとつ。
【考察】
・記事冒頭にもあるように、社内英語化やTOEICの半義務化がすすんでる。言語力は企業のグローバル化に必要だと思うけど、社内英語化やTOEICの半義務化はほんとに必要か?ってのが一番の感想。参考記事1曰く、ほんとに英語を使って仕事をするのは1割にすぎないらしい。だったらみんながみんな「英語ーーー!!!」という状況はおかしいかと。もっと他にやることあるだろうと。
・ほんとうに必要な人達はTOEICのようなレベルの話ではなくて、TOEFLレベルの語学力が必要になるはずだから、中途半端な英語力な人達を量産したところでどうなんだろうか。英語の文献を読むだけとかならいいが。とりあえずTOEIC感が否めない。
・ほんとにグローバル人材が必要となるならば、根本的な教育の改造が必要で、実際に最近になって様々なカリキュラムが導入されている。ところが、その教育者が参考記事2のような現状なのは大丈夫なのだろうか。確かに、今大学に行ってる友達が先生になるのだから、まぁ確かにな。という感覚はぬぐえないけれど。いくら教育制度が改善されても、結局は個人の努力に左右されるだろうなと。
【予測】
・今後も、TOEICの導入は進むし途絶えることはないと思う。個人の能力の判断基準になってるのは確か(5月1日の投稿を参考にしています。)なのだから。点数化されるから評価がしやすいっていうのが大きい。
・上では1割の人しか使わないとなっているが、今後はもちろんもっと増えるだろうからたとえTOEICだとしても、点数が取れる人は海外展開のための部署に回るように。(当たり前のことですが・・) 社会人の友人で英語がとてもできるのに事務の仕事してるって人がいて、もったいないだろ・・・と思ってるのでそういう雇用形態(?)的なものも改善していくべき。
・TOEICよりもTOEFLへの注目が増えていく。官僚の試験にも必要になるそうなので、その流れを汲み取っていくだろう。
・英語ができるっていう人は今よりも増えるけど、中途半端な能力どまりな人が増えるだけかもしれない。できないよりはいいことだけど、全くできないけど他のことならピカイチっていう人のほうが必要とされるかと。
【長野】
論理思考力は、一昔前の”英語は喋れないと”みたいな感じで「今後必要になる生きる力」的感じで注目を浴びている気がする。
そういう系は教育や採用方針として取り上げられやすいので、確かにTOEIC➙TOEFLへのシフトの兆候っぽいね。
①「世界最高水準のIT社会へ」 政府の成長戦略素案 義務教育からのプログラミング、3Dプリンタ投資支援など盛り込む
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1306/06/news115.html
も類似話題だけど、共通していえるのは「誰が教えるか(教える能力あるの➙参考記事2に繋がる)」「みんなに必要な能力か」。
まぁ数学とかの既存科目にもいえることだが、より限定的な使い方のものが必修すべきと叫ばれている。(数学とかは、今後何かするときへの拡張性がある)
仮に、このような「今後必要だ!」とされている限定的なものが必修となると、それは無駄な学習を増やし全体的な学力の低下に繋がるのでは
②必要とされる能力が明確化されるので分野採用が増える。(a)
そのため、就職に必要なスキルが明言化されるので学生の間のスキル獲得が必要となる。
今でも起きているが、学生がそのための活動(資格試験や課外活動)に流れる。また、専門性の高い理系志望が増える(逆説的には文系は不利になる)(b)
※(a)(b)共に過去の投稿でその兆候の記事あり