日本のゲームは今後どのように進化していくのか、「CESA ゲーム開発技術ロードマップ」公開
日本のゲームは今後どのように進化していくのか、「CESA ゲーム開発技術ロードマップ」公開
http://gigazine.net/news/20091002_cesa_game_development_technical_road_map/
※ゲームシステム、気にしなければならない周辺技術の2項目のみ
【長野】
『
◆ゲームシステム
アイデアの出し方、元になる要素、操作しやすいインターフェースの生かし方
<最新>
- カジュアルゲームとコアユーザーの2極化
- ダウンロード販売の普及
- UGC の増加と共存
- 専門者が監修するゲームの増加
- 据え置き機+携帯機のようなプレイ環境を意識したゲームデザイン
- 特定コミュニティーの顧客層に専用カスタマイズされたゲームデザイン
<数年後>
- 教育機関、リハビリや社員研修などへのゲームデザインの導入
- ユーザー層の年齢上昇を意識したゲームの増加
- 心理学に基づいたゲームデザイン
- ユーザーのプレイ情報を基に進化し続けるゲーム
- 常時ネット接続可能な携帯型情報端末を活用したクラウド型ゲーム
- UGC ゲームを適正に審査しパブリッシングを補助する流れの一般化
◆気にしなければならない周辺技術
アイデアの元になる未来に予想される技術
<最新>
- 深度を考慮した立体的な画像認識技術
- マルチタッチデバイスの増加
- カメラ及びGPS と電子コンパスなどによるAR 技術
- 加速度センサー
<数年後>
- 立体映像の普及
- 表情を読み取る技術の一般化
- 個人認識技術を使ったゲームデザイン
- 脳や皮膚からの微弱な信号を元に操作
- 環境を制御できるフォースフィードバック
』
※ゲーム業界の予測というより、ゲーム業界から読みとれる産業の予測。
【考察】
これらから他の産業にも使えるように一般化すると
「コアユーザーとカジュアルユーザーといったターゲットの2分化」
「専門性をつける=ジャンルが細分化」
「家庭で使うものも、スマホなどを用いて簡易的に持ち運びができる」
「特定コミュニティ向け」
「クラウド利用」
「GPSやカメラなどの利用およびAR」
「脳や表情といったものをフィードバックして利用する」
といったところ。
【予測】
全体として
「その人にあったアプローチをしてきている(細分化)」
「現実との垣根がなくなって、融合してきている」
といった傾向の技術進化と利用が読みとれる