新卒採用の方法が少しずつ変わってきている
富士通、文系学生も職種別採用 SEや財務など
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD20071_T20C12A1TJ0000/?dg=1
富士通の職種別採用...、真の意図とは?
http://www.s-shiori.com/con3/archives/2012/01/post-137.html
>もっとも、どこに配属されるか分からない日本の総合職という仕組みは、少なくともいままでは合理性もあって、「何が向いているか分からない」「やりたいことが明確ではない」という人でも、社内異動を通じて経験を積み、スキルを高めることが可能でした。
やりたいことを「見つける」のではなく、「見つかる」というメリットがあったわけですね。
>このコース別採用をすることによって「富士通には興味がないけど、知的財産の仕事ならしてみたい」という学生を獲得できるのでしょうね、きっと。
そう、いるんですよ、こういう学生。
大学で具体的な職種とつながりやすい専門分野を学んでいる学生、途中まで司法試験、公認会計士、税理士などの勉強をしていた学生などから支持されることでしょう。
そう、専門分野を活かして活躍したい学生にとっては、総合職でどこに配属されるか分からないことは不安なんですよね。
そういう学生は、業界は関係なく、職種軸で仕事を探すのですね。
企業ブランドだけでなく、職種の中身に期待する学生に支持されることでしょう
【長野】
【考察】
今までは文系は総合職を通して適正を見つけて専門化されてきたが、はじめから専門化させるとのこと。
ある意味で、新卒を育てる余裕がなくなったということか?
【予測】
今後、似たような動きが他でも起こりそうだ。
というのも、専門化されていない人はそれこそポテンシャルが高く安く雇える外人を雇ったりアウトソーシングしたら良いから。
そうなると、学生は何かしら専門化した状態にならないといけないし早くから自分の希望専門を考えないといけない。
今まで文系学生は学生期間は遊ぶのが仕事といわれてきたがそのような「何色にもなっていない」は必要ではなくなるため、学生生活に影響がありそう(既にあるけど)
そのため、ダブルスクールのように在学期間中に資格の大原みたいなのが流行りそう。
ていうか、この流れに乗じて試職が増えそう。
「リクルートが提唱する「試職」 入社後の「不適応」減少に期待」