誰でも製作者・販売者になることができる時代に
第三の産業革命「メイカームーブメント」により
誰もがモノを作って売ることができる時代が来た
――『メイカーズ』著者クリス・アンダーソン氏インタビュー
http://diamond.jp/articles/-/30050
>産業革命の観点からいうと、メイカームーブメントは3つ目の産業革命にあたると思います。ひとつ目がモノを作る機械の革命、2つ目がコンピューター革命でこれは情報革命です。3つ目がデジタルと製造が融合した革命です。
>今起こっているのはデジタルと製造が融合した革命。日本企業はオープンイノベーションに立ち遅れた一方、アップルは他の企業がイノベーションできるようなプラットフォームを作った。
竹内健 (@kentakeuchi2003)
クリス・アンダーソンが言う、第3の産業革命のキーワードは、デジタルと製造の融合、オープンイノベーション、ウェブコミュニティ、クラウドマニュファクチャリング。誰もがモノを作って売ることができる時代の担い手は、今の「ものづくり」とは違うところから現れるのかもしれない。
【長野】
【考察】
まとめると
①オートメーション化で誰でもできる仕事は機会に取られる
②消費者からのフィードバック対応が早い・オープンイノベーションを活用
③クラウドファウンディングにより、アイデアさえあれば初期費用負担が軽減されることでイノベーションが起きやすくなる
【予測】
①大多数の人が仕事を取られる。これは機会化以外にも技術発展によるグローバル化で人材の流動化(参考・月給1万円のカンボジア人が「日本語入力」 日本人に残された仕事はあるのか? http://www.j-cast.com/kaisha/2013/01/01159889.html?p=all)によっても起こる。
そうなると、コモディティ人材はどうなるか、というとどうなるんでしょうね?
ワープア者が増えるので上記のカンボジア人のように海外の仕事を安く買いたたかれる→(i)外国語習得熱が加速化 (ii)セーフティネットの必要性が大きくなる→治安悪化、社会不安
②記事にあるように、大きな会社ほど対応ができない→没落→パナソなどのように大勢の従業員が切られる→国による措置で財政が更に悪化・社会不安
③起業者が増える。アイデアベースのマイクロビジネスが増える。→(i)ある意味で”自由な生き方”をしやすくなる(出資者からの意向はあるが
(ii)「発想力」が重要になるため、その種のセミナーなどが増える。・・・これは実際に動きが出始めている(参考;「キャリア教育、高校普通科の必修に…文科省検討」http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130114-OYT1T00721.htm?from=tw&utm_source=buffer&buffer_share=8806f
今までのプロとこれにより起こるセミプロの違いって結局信用度の差なのかな、と思う。
企業という担保がバックボーンの差になる。また、企業によるプロモーションや取り扱い先(例:本だと色々な書店で置かれたりして目につきやすい)などの広報関係での差はある。まぁセミプロで成功したら企業経由で出したりして結局あまり変わらないのだろうけど、その間口は広がったといえる。
また、企業からしても当たるかどうか未知数な人よりも、個人で実績を出した人を雇った方が効率は良いので雇用形態も変わるかも