Facebook新検索「Graph Search」のインパクトはすごい
Facebookの新検索「Graph Search」のインパクトはすごいのでは
http://blog.livedoor.jp/kensuu/lite/archives/54347814.html
【北野】
グラフサーチのこと書いてるブログ色々読んだけどこれがいちばん分かりやすい。
>フロー情報として流れていた大量のデータが、検索可能になり、技術によりまとめられるようになると相当なインパクトがあります。
ここの"相当なインパクト"の部分を予測するのがぼくたちの宿題だと思います。笑
まずはGoogleと広告産業から考え始めないといけないのかなーって思います。
Google、広告産業……
これらは"広告費をより多く出した人"が儲かるビジネスモデルですよね。
そしてそれによってプラットフォーマーが儲かるビジネス。
つまりユーザーにとって必ずしも比較判断するための有益な情報が流れていないビジネス。
※ただし主に物ではなくサービス
※物に関しては店頭に並んでるから広告の影響もあるがユーザーが自由に比較検討しやすい
※サービスでも例外的なのは保険。保険に関しては保険代理店というものの出現によってここ10年で価格が役半分になった側面もあります。
分かりやすい例がリクルートのぐるなび。あれはお店側がお金を払えば払うほどSEO対策がなされる仕組み。
グラフサーチの出現により何が相当なインパクトかといえば
誰が儲かる訳でもない広告産業が完成されるということだと思う。
ただその反面、誰も儲からないが為に、ユーザーに「こう呟いてくれたら割引します!」ってことが起こる可能性はあるけど。
【長野】
>友だちの情報というのは、コンテンツの中でもかなり強いです。知らない人の情報よりも信頼度が高いです。友だちがオススメしている映画、お店、旅行先、サイトの記事、などは、強烈な魅力があります。
まさにこの一文につきる。
読書メーターっていう読書ログサイトを使ってるけど、参考にするのに結構良いんだよね。
気になった本を友人が読んでたらどうだったかとか聞いて盛り上がれる。そしてなによりも、自分と似た読書傾向の人とか面白い人が読んだ本を読んだりで販促性あるし。
http://book.akahoshitakuya.com/u/99863
これと似た動きが可能になるんだろうね。
最後に書いた部分は評価経済に近い。「一個人の評価によって、購入するかが決まる」。
その流れを汲み、ソーシャルコミニティに大切な「盛り上がり」を上手く機能させる良い試みだと思う。
食べログステマ事件(http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-2046.html)みたいなのは今回はそこまで影響なさそう。
業者じゃなくあくまで「友人」だし、ステマばっかしたらその人の評価は判断外になるだろうし。
ただ、この店をFBで位置付きコメントやイイネしたら割引とかはありそう。実際今でも何回かそういう店に遭遇してるし。
そうなったときに店の質はかなり影響うけるだろうね。まずい飯や店員の態度悪いとすぐフィードバックされるし。
つまり、”相当なインパクト”は食べログ等の普及による影響(からステマ的ことを抜いたもの)から予測するのがよさそう。