ソーシャルゲームが流行る中、普通のゲームは今後どうするか。
任天堂の逆襲?
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO50298050V00C13A1000000/
【人羅】
スマホの台頭によりハード依存のゲーム産業は衰退まっしぐらと考えられていた。多くの人がこの産業の突然死にどう立ち向かうのかが注目と考えていたはずだが、そのタイミングでこのニュース。時代の流れに一矢報いた感じ。岩田社長のいうようになるとは考えづらいが、注目しておくべき動向なのは確か。
【長野】
ソーシャルゲームとしても優秀、という欄に書いてませんでしたがDS系は”すれ違い通信"というのがあります。
これは、街中などで同じゲーム機をセットしている人が近くにいるとなんらかのことができる(プレゼントを貰える、ボス退治の協力依頼を出せる、など)
どうぶつの森は自分で村をつくるというゲームなのですが、これのすれ違い通信は『近くの人の村・(ゲーム内の村にある)自宅がみれる』ということができます。
(ここからは記事中でも触れてますが)これはデコレートした自分の部屋を見せたり、他の人の部屋を見れたりしてゲームの楽しみの新たな形になります。
また、今では”まとめサイト”が活発なので『こった何かを作る』というのは自然とまとめられるのでユーザーが勝手にPRもしてくれてゲーム外でもわいわい楽しめる要素となってるようです。
まとめ参考;
オーソドックスなもの;【すれちがい通信】とびだせどうぶつの森でみんなが作った部屋がすごい!http://matome.naver.jp/odai/2135428850957276001
こっちは話題性があり、twitterなどで拡散され、わかりやすくおもしろいので購入してなくても購買意欲をそそられます;
【とびだせ】とびだせどうぶつの森 すれちがい通信で迷い込んだ恐怖の部屋まとめ【ぞうもつの森】http://mujin.ldblog.jp/archives/20570808.html
"家庭用ゲーム"においても、「いかにユーザーが自由に何かをつくれるか」が「(主にネットで)話題となり、みんな(知り合いでない人も含む)で”楽しさ”を共有するか」が鍵になっているようですね。
ちなみに、ゲーム会社戦略は最近完全に
任天堂(DS系、Wii系)→ライトユーザー・新規客向け。みんなで楽しめる
ソニー(PS系、PSP系)→そこそこコアユーザー向け。
マイクロソフト(Xbox系)→コアユーザー向け。また、海外製ゲームをやりたい人向け。
となっているので、ソニー。マイクロソフトはこの記事のようにはしづらいですがどういう戦略をとるのか、となるとこのような記事が。
ソニー・平井社長が見据える4K、TV、PlayStationの今後
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130109_581168.html
>端的に言ってしまいますと、PlayStationビジネスはいままでのコンソールとディスクベースのゲームを買っていただいて、プラスアルファでネットのゲームを楽しんでいただく、という形から、根本的にクラウドの方に物事が進んでいく中で、どのようにプラットフォームビジネスを立ち上げていくか、転換期にあるわけです。それをうまくマネージしていかなくてはいけない。PS3・Vitaというハードは大事なんですけれども、それ以上のチャレンジとして、SCE、もしくはゲーム業界の方向をどう変えるか、ということがあるかと思います。
そういえば、最近のゲーム業界はハードは原価割れてるみたいですね。ソフトの使用料等で稼ぐモデルみたいです