気になったニュースとそのメモ

FBグループでやっている、ニュースを貼りつけ軽く身内で議論する活動のログ・データベース。FBからの転載のため、話題の時期はズレ気味注意。参加希望者・コメント歓迎です。主な討論者2名の詳細プロフはhttp://www.hatena.ne.jp/syaofan/

レコードの出荷数が2倍に!・・・と、思いきや?

ブーム再来か レコード出荷大幅に伸びる

 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121230/t10014533261000.html

 
【北野】
この記事ってさ。
如何にもレコードの良さが見直されています!って構成だけどー
実際のところ
今までレコードすきだった人が今年はよりたくさんレコードを買いました。
ってことなんじゃない?
市場規模が6億円程度なら少数の消費者にとって魅力的なレコードが発売されれば充分前年比二倍の売上になるでしょ。
新たにレコードを集め始めた人って本当のところ増えてるんだろうか。
 
【長野】
 気になったので、本筋に関係ないけど頭の片隅に入れておいたほうが良さそうな考察。
 
>洋盤は(中略)アルバムの復刻版などが相次いで発売され、去年のおよそ3倍に当たる24万2000枚に上っています
があきらか原因やね。
 
全42万枚弱のうち24万が復刻が相次いだ洋盤。つまり、国内盤(洋盤以外)は42−24=18(万)
また、3倍で24万なら去年は洋盤8万枚。
 
理論的には、総計では去年は42万枚の約半分の21万枚売れているので21-8=13(万)が国内盤
まとめると、
 
11年;21万枚 (国内)13万枚 (洋盤)8万枚
12年;42万枚 (国内)18万枚 (洋盤)24万枚
 
つまり、だいたい1.6倍分が洋盤の伸びた分。洋盤のうち復刻版が占める売上がどれくらいかはわからんが復刻版ブームの”たまたまタイミングがよかった”ってだけなような・・・。
復刻洋盤買う”ついでに”国内盤も多少買うだろうから、そのぶんも「洋盤復刻のおかげ」と考えたら、2倍になった理由はほぼ復刻版のおかげ。
 
・・・まぁ載ってるデータだけからなうえレコード協会のHPみたらちゃんとしたデータありそうだが・・・
 
で、 上を踏まえて。
復刻版はそれだけ市場を二倍にするほどの影響があるということ。
かつて、レコードと共に青春を過ごした層が定年退職したりで、「暇だし、かつての音楽をかつての媒体(レコード)で」ってのはありそう。
 
>北野
上の計算が合ってたらだけど、伸びのほとんどは復刻版のおかげ。
復刻版ってのは、元々レコード好きだった人らも買うかもしれないけれどどちらかといえば新規参戦の人らが買ってるイメージだから、「新たにレコードを」って人は増えてそう。
その”新た”が、レコード現役時代使ってた人が戻ってきたのか、俺ら世代みたいに触れたこともあまりない世代の区別はわからんが。