献血×オタクが。 「献血したら限定書き下ろしアニメポスターあげるよー(^o^)/」
限定3000部 コミケ献血者に「なのは」など萌えポスターをプレゼント
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1212/14/news123.html
【考察】
ローソンとかの企業キャンペーン、地方自治体による地域活性に続いて、社会貢献系?にも。
このように「なんとなくキッカケがあればみんな行くような社会的行動」に使うのは何気に新しいし、良いと思うんだけど。
選挙とかもやればいいのにね
【予測】
オタク系の活用がどんどん増えてる。
割とカタそうな法人(正確には、社団法人類似組織)でもやってるということは今後どの分野にも広い意味での”催促”(ビジネス・社会行動・地域活性など)のために進出してきそう。
問題は「◯◯のが貰えるのなら!」というキラータイトルが最近どんどん減ってることかなぁ。上記のも根強い人気のある”なのは”だからできることなのだろうし。
【北野】
これオタ系に絞ってるから取り上げられてるけど、もともと献血する際にはなんらかのオプションついてるのが当たり前?だよね。
カレーのレトルトパウチだったりソフトクリームだったりハンバーガーだったりマッサージだったり……
オタ系でオプションをつけることの最大のメリットは"オプションに対して執着心の高い層を狙いやすい"ってことだと思う。
要するにオタ系は狙いやすい。
別にマンガやアニメについてのヲタじゃなくてもいいわけで。
おれみたいな音楽キチガイだったら"献血すればインストアライブ参加可能"とかだったらバンドにもよるけど多分行くだろうし。
ただそれを世間一般に広くウケる何かにしないとそもそもマーケットというか対象にする人たちが限られるなあ……
【長野】
つまりアキバ系に限らず、◯◯オタクは狙いやすいよね。"それが付いたらわざわざ行く"レベル。
アキバ系はちょっと例外だけど(理由は省く)、企業やアーティストならイメージ戦略としていけそうだし赤十字オフォーじゃなくて、自分たちから頼めばいいのにね。
営利利用は赤十字的にどうこう、とかはこの記事ではクリアできてるわけだし。
ミスチルとかレベルなら、オタクレベルじゃなくともファン程度ならいっぱいいるし新曲サンプル視聴でもさせたらいいのにね。
あと、地元でデビューした新人バンドの配布とか。
各都市とまではいかんでも、それなりに人がいるとこには献血センターあるから地域復興と組み合わせられそうだよなぁ。
それこそパン屋のパンをサンプルで置いて店に牽引とかもできそうだし。
なんでやらないんだろ?
このニュースが”変化の兆し”であるなら、上のような動きが今後起きるかも?
【北野】
たしかに……
街中で献血しましょうって呼びかけるよりかは具体的なオプションがある方が集客効果ありそうなのに。
それ目当てで来させたくないのかな?あくまでも献血者の善意の気持ちが重要です!みたいな……
血に善意の気持ちなんか関係ない。血は血だよ。
如何に多く血液を集めるかが大事なんだったらそれなりに工夫すりゃいいのに……
【長野】
それ目当てで来させたくなかったら、「魔法少女リリカルなのは」という「うわぁ、ロリコン向けのアニメだぁ。。。」と思われるようなアニメの書き下ろしポスター外注してまでオタ釣らんわwww
未来予測っぽいこと書くと、今までビジネスで当たり前だった手法がNPOや慈善事業などでも導入されてきて、よくもわるくも今までの「善意の気持ちで来て欲しいから、何かを餌にするのはダメ」みたいな慣習に縛られなくなってきたという兆候、ってなるのかな?
アレな言い方するなら目的のために(良い意味で)手段を選ばなくなった、みたいな。
理由として、慈善事業のみしてる人は、昔みたいにお人好しな人の集まりがゆるくやるのではなく、社会貢献意欲"も"高い今までとは違う人が多く入ってくるようになったとかなんかね?
※後に、「何故このような促進方法は駄目なのか?」ということを友人の赤十字の人(注・献血専門ではない)に聞いてみたところ「あくまで普段もらえるお菓子などは”来てくれた感謝のお礼”なのでそれがメインになってはいけない。また、このポスタープレゼントなどは”『献血促進キャンペーン』という”イベント”扱いなので大丈夫だったのでは?」
とのこと。
ドラキュラ(吸血鬼)とかけてハロウィンに京都で仮装して献血促進をしていたのが去年話題になってたが、それと同じようなものと捉えればいいようです。