Kindleを売らない家電量販店と「ショールーミング」の未来
Kindleを売らない家電量販店と「ショールーミング」の未来
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/17741
>「家電量販店だけ」を見て買う人なんて、僕ら世代では既にマイノリティなんじゃないでしょうか。少なくとも大型家電を買う際は、価格コム見てますよね普通。
【長野】
【考察】
家電に限らず「実際に見て買う」という行為が品ぞろえ、値引き率などにより「見るだけ」になっている。
そのため、このままのやり方では潰れていく一方
【予測】
ここに書いているように、今後ショールーム的な販売方法、またはサポートだとか「実際に喋りながら店員の知識を借りて適切なものを買う」といったことができるのがリアルでのメリットなので、この先の戦略として起こりそう。
そうなると、「サポートの充実」「専門知識とコミュニケーション能力を多く持った販売員」「店頭で触れられる(体験できる)こと」が重要になる。中でもそのような販売員が求められることから(販売しているものへの)専門教育やコミュニケーション教育が社内教育として求められ、関連機関が栄えそう?
【北野】
店員の知識を聞くだけ聞いてうまく帰る客は最強じゃね。
そうなると販売員も育たない気がする。
あ、そうか。
今後こういう風潮が来るんだったらはじめからそれに合わせたサービスつくればいいじゃん。
商品知識だけパッケージ化して売ればいいじゃん。
・・・まあ、情報はFREEになりたがるから商品知識だけ売るのは難しいか・・・
【長野】
んー、実際「知識だけ聞いて帰る」っていう人は案外いないような。「無料で聞いちゃったし買おうかなぁ」って人のが多いと思う。あくまで”今”の話だけど。
逆に、知識だけ有料だったらそこで金払ったから帰りやすくなるような。あと、「無料で聞ける」からこそそれがリアルの強味になるわけだし
【人羅】
将来、店舗で一般家電を売って、その粗利で儲けるビジネスは成立しなくなるんじゃないでしょうか。家電量販店で家電を売ることで、①顧客情報を手に入れる、②コミュニティを作る、③店舗に来てくれる機会を利用する(ドラッグストアの日用品販売と同じ、生活全般を対象にしたサービスに移行)、などのイメージでしょうか。
二人の意見と同じで、情報(知識)の販売は無理だと思います。情報の流通しやすさを考えるとフリーミアムモデルのフリー要素としてただで配るしか手がなさそう。
あと、家電の特徴は、
・機能がはっきりしていて同じ型番なら同じ機能
(余談;家電量販店で、その系列の独自型番をリリースして価格比較できなくするのは横行してますね)
・商品に対する理解力が人によりピンきり
・多くの場合は単独で機能して、他の種類の家電と連携して動かすことは少ない(PC関係はもちろん例外)
・古いものは品質が悪い(品質向上スピードがすごい)傾向が強い
でしょうか。こういった特徴を守らない家電が増えれば、家電量販店の生き残る方法につながってくるかも。
【長野】
ふと思ったのですが、昔からある風俗無料案内所って記事に書いているよう情報紹介・誘導ビジネスモデルなような
ちなみに、調べたらビジネスモデルは
①紹介によるマージン
②店舗内でのキャバや風俗店、AVショップの広告による収益
だそうです。
まぁ費用自体はそこまでかかりませんしねぇ。
【人羅】
風俗店の特徴は、
①ランニング効率で収益性が決まる。空席を避けたいので、成果ベースで契約できる案内所は効果的(きっと。。。)
②価格を安くすると、それが1つのブランディング(イメージダウン)になってしまう。
だからこそ、単価を下げて顧客に還元するのではなく、案内所経由でランニングを改善するということでしょうか。
家電量販店の情報紹介・誘導ビジネスモデルのユーザーとして「風俗店的ニーズを持つユーザー」が現れるとすると、飲食店、興行関係(映画、ゲーム、娯楽系)などが浮かびますが、家電量販店とのつながりは小さいし、それほどの収益源になるとは思いにくい。
ほかのモデルを考えないといけなさそうですね。。。