役所は「ドリフ」から「ひょうきん族」に 。官民共同のために技術よりも大切なこと
役所は「ドリフ」から「ひょうきん族」に 。官民共同のために技術よりも大切なこと
http://diamond.jp/articles/-/27993
>私がやっていたことは、「官僚側で台本を書いて業界に提示する」といった旧来式の行政指導を放棄することに近かったので、古いタイプの官僚の方からは結構反感も買っていました。そういった意味で、行政は今、変化の過渡期にあるのではないかと思っています。
【長野】
ツイートで流れてきた@kentakeuchi2003さんのコメント
>朝から晩まで、霞が関の役所に詰めていて、話をしに来るのが業界団体ばっかりになると、どうしてもバイアスされてしまう。役所に限らないけど、SNSを使ったり、組織の外に出て、色々な人と話すのが大事。
とあるように今後はSNSによって大学などの友人とも継続した人間関係を築きやすくなるので、外の世界の人と話す機会が増えやすくなる。
また、今の若者世代は”つながり”を重要視するという調査結果があるように今後そのような変化は起こりやすい。
【予測】
政府と民間企業での齟齬が今よりは減る。と、ともに産官連携が上手くいきイノベーションを今よりは生みやすくなる。
”今より”と連呼しているのは、なんやかんやで日本は保守的だし利権やらなんやらがあるので”生まれる”とは素直に言えないから。
ちなみに、革新的ことをやろうとしたら大抵既にあることの規制がネックとなってしまいイノベーションが起きないことが現在では多々あるそうな。
【人羅】
宇佐美さんがされてきたことは素晴らしいと思うし、話を聞きたいし、(現場に齟齬がないか)現場で確認してみたいと思います。
他方で、この動きが行政のなかに浸透する兆しは極微なように感じます。
①宇佐美さんも結局役所を辞めている。(少なくともやりたいことをする場として役所が適切でないことを、本音では認識されているはず)
②役所の評価システムは予算の消化、獲得とつながっており、担当者に社会を良くしたいという個人的道徳心と高い資質がないと、この手の活動を進められないだろう。
③役所の人間のほとんどはビジネス経験がない。頭脳明晰な人は多いので、中途半端な教科書的MBA論だけが頭に入っていて、これとキャッチーなキーワード(これまでだとイノベーションとかMOTとか、ビジネスデザインとか)で、役所的シナリオを組み立ててしまう流れが優勢だろう。