気になったニュースとそのメモ

FBグループでやっている、ニュースを貼りつけ軽く身内で議論する活動のログ・データベース。FBからの転載のため、話題の時期はズレ気味注意。参加希望者・コメント歓迎です。主な討論者2名の詳細プロフはhttp://www.hatena.ne.jp/syaofan/

ギャップイヤーは日本では間違って伝わっている

「GYは日本では間違って伝わっている」

http://togetter.com/li/409285?f=tgtn

 
【長野】
 >日本って「ノマド」や「ギャップイヤー」や「海外では若者が三十歳までブラブラしている~」が、就職できない学生や、常勤職得られない若い人向けの「ポルノ」になっている。年寄りはそれで若い人の不満抑えられるし、謎の公益法人に天下り補助金の理由できてウハウハ、謎のコンサルもウハウハだよね
 
【考察】
上文にあるように、結局老人のための制度。
若者のためになっているのかというと、無意味に年を重ねさせる安易な言い訳ができただけに近い。
もちろん、それで本当に成長する人もいるが、多くは中身無く成長した感だけだと予想
 
【予測】
若者の主流としては「海外志向」「何か特別にならないといけない」というのがある。これにギャップイヤーを”制度化”することは良い逃避先になる。
今でも休学とかしている人はいるが、「”わざわざ”休学する」のである程度覚悟もいるので安易にはできなかった。だが、制度化されることで、安易にできるようになる。
そのため、昔「フリーターは自由な生き方で素晴らしい」とされ、今のワープアに繋がったのと同じ流れになるのではないか。ただでさえ、ノマドという実質第二次フリーターブームが流れとしてはあるわけですし。
 
メリットとしては、「社会に出て自分の社会に出た時の方向性が定まる」。と、同時に「学校の勉強が実績も伴い有益なものとなる」。
これによって、(業界内での大企業主義はあるだろうが)安易な業界選びは少しは減りそう。
 
その他影響。
就活ビジネスの延長っぽいことは更に活性化しそう。ギャップイヤー予備校的な。
「個人で活躍しているキラキラ大学生(笑)」特集も増えるだろうから、マスコミ系で取り上げられることも増えるのかな?
アプリやSNSなどの学生でも大人に対抗しうる可能性のあるものの学生発シェアも伸びそう。
 
【長野2】
【考察】
「若者のため」という名目で今にあった若者教育機関・制度が作られる。が、実際にそれでちゃんと得る人は少なく形骸化する。
そして、その仕組みが安易な雇用ギャップを生む。
 
【予測】
>日本では、学卒後の空白期間や非正規雇用期間のことをギャップイヤーと呼んで、無職、非正規人口にカウントしないように導入が進みそうですな。ギャップイヤー人材登録法人なんかできちゃったりして。
考察であることを名目として、”数字”をいじるための問題の先送りが今後色々起こりそう。
既存のシステムの破綻、日本の衰退への対策で色々とやりやすだろうし。そして、そのために「未来を変えられる」ということになっている若者が対象になり、犠牲になる。
 
過去の例で言うと「フリーター」って言葉の変容とかわかりやすいかも。この言葉をつくったのはみんな大好きリクルート。
 
今では「低賃金で働く不安定な若者」の代名詞になっているが、当時は『”一番新しいサクセス・エリート” 学生でもなく、新人類(※”ゆとり”のような、当時の若者世代の総称ワード)でもなく、OLでもなく、ましてやサラリーマンでもない究極の仕事人。いま一番新しいサクセス・エリート=フリーター」というキャッチフレーズでクールな存在として前面に出されてた(出展;リクルートの作ったプロパガンダ映画『フリーター』のパンフレット冒頭)
 
これが主張されていた80年台半ばはバブルにより、単純労働者の需要が高かったので、(言葉を作った本意は知らんが)フリーターという単純労働アルバイターを増やす存在を求められていた。
 
つまり、それっぽい言葉で若者が煽られて、結果として大人の都合の良い存在へ誘導していたとも取れる。
 
 
【北野】
>就活ビジネスの延長っぽいことは更に活性化しそう。ギャップイヤー予備校的な。
「個人で活躍しているキラキラ大学生(笑)」特集も増えるだろうから、マスコミ系で取り上げられることも増えるのかな?
アプリやSNSなどの学生でも大人に対抗しうる可能性のあるものの学生発シェアも伸びそう。
 
これは言えてるね。
もともとギャップイヤーもワーホリも金持ち向けだから金はあるだろうし。