日本政府によるBOPビジネスへの政策的支援と具体的取組
日本政府によるBOPビジネスへの政策的支援と具体的取組
http://www.meti.go.jp/policy/external_economy/cooperation/bop/pdf2/bopbusiness_japanese.pdf
【北野】
13Pと14Pはおもしろいです。
【考察】13Pの我が国の企業の視点って部分にある”基準・スタンダードの獲得”、”国内市場への逆展開が可能な商品・サービスの開発”ってのは重要だと思う。
BOP層側だとBOPペナルティの解消も重要。
感覚的なもので申し訳ないんだけど日本はいい人多い国だからBOPペナルティ起きにくい気がするけど、他国ではBOP層を食い物にする企業とかでてきそう。
日本という国のブランド力向上の為にもBOP層への進出は重要。
今後、BOP層にあたる国が発展した際に+のイメージがあることは外交等でも+に働く。
【予測】今の日本企業のBOPビジネスの展開によって将来の日本という国の立ち位置までも決まってしまう。
日本企業の取り組みがうまくいけば実際に動くマネーよりも長期的に見てもっと巨大なマネーが動くことになりそう。
【長野】
やっぱ日本の強い分野は環境エネルギー機器と家電産業機械か。
アイデアセンスは無いが、技術力はある日本企業はいっそこっちのが向いているような。問題は収益性だよなぁ。
日本は金だけ出して云々とよく言われているODA支援をこっちの技術開発支援費に流して間接的に途上国支援にすればいいのに、というのは短絡的意見なんだろうなぁ。。。
【北野】
>日本は金だけ出して云々とよく言われているODA支援をこっちの技術開発支援費に流して間接的に途上国支援にすればいいのに、というのは短絡的意見なんだろうなぁ。。。
いや、いい意見だと思うな。
ただ金がもっとも融通効くものであることも確かだけど。(cf.東日本大震災)
【長野】
”気持ち”がこもってなくて冷徹ってことでしょー。イメージの問題だわな。
ただ、「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えろ」というような言葉のように金だけ(教育が伴わない)ならば発展支援にならない、って意味も含んでいると想う。まぁそれでも金は何をするにつけてもいるし、適材適所感はあるけどね。
短絡的かなー、って思ったのは(細かい計上を知らないから実際のところはどうか知らないけど)その間接支援費が”ODA費”として計上されなさそう、って理由。
計上されないのであれば”ODA費用”というのは数値上は減ることになるからそれはそれで批判されそう、って思った。
「実際は間接的にしてるから実質これだけしてるよ?」という説明付きのデータより、数値データぼーん!のがアピール力は高いし。
何よりも国内のマスコミ様がケチつけそーだ。
「間接的ODA費用という名目で企業を守ってるー」とかそういう言い方もできるし。
ただ、実際に特定企業との癒着は発生しそうやね。