製造業に革命をもたらす『3Dプリンタ』/真の破壊力とは
製造業に革命をもたらす『3Dプリンタ』/真の破壊力とは
http://d.hatena.ne.jp/ta26/20121029
>情報はデジタル化し、要素技術はモジュール化し、インターネットに載って世界中に流れて行く。その結果、技術革新は、小規模でスピーディーに動くことのできるベンチャー企業のような『小単位』が主役になる。
(中略)
オープンソースコミュニティに典型例を見るように、優秀で適所適材の『小単位』が共同で作業することが容易になり、かつ驚くべき成果を上げるようになった。
>生産手段は資本家や大組織の独占物だったものが、個人や小規模のメンバーで生産手段を所有し、試作品をつくり、製品として売る事ができる可能性が開かれる。純粋に作ること/売ることに専念できる
【長野】
【考察】
(3Dプリンタでできるものは)製造において、3Dプリンタとデータとネット回線さえあればいい。
今までは、クラウドなどによりデジタル上でできることはそれぞれの場で分業できていたが、現実のものはそれが難しかった。
しかし3Dプリンタにおいて+物質という枠も与えられた。
【予測】
①企業を介さない個人の動きが、デジタル以外(物質)でもできるようになり更に活性化される。
例えば模型などは、制作者はデータさえ作ればあとは個人個人の3Dプリンタに任せてしまえるので、流通や模型工場などがいらなくなった。中間を飛ばせるのでその分供給者の利益は増えるし、消費者は安く買える。そして安さ・便利さから買われやすくなるので販売量も増える。
あと、こういう制作物はかさばるけれどデータさえあればいいので。倉庫もいらなくなる。
②まだまだ先だが、生命系もそのうち使えるようになりそう。
わざわざ輸送しなくても、構造データからその場で生成、みたいな。
ただ、MDからMP3の移行に伴ったようにデータさえあればいくらでも違法入手に流れるという問題点も。